「サディク選手」駄目⁈・・・本当に⁈

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レアルソシエダでゴールを外しまくる元ナイジェリア代表FWウマル・サディク選手

「これほど役に立たないFWいないな」っと、久保建英選手を応援している方々はレアルソシエダの試合を観ていて思っているだろう。FWウマル・サディク選手、何しろこのサディク選手DFアマリ・トラオレ選手が何かと久保建英選手にパスを出すのとは正に反比例、全くという程、久保建英選手にパスを出さない。　それが普段のパスだけなら未だしも決定的チャンスを生み出したであろう場面の久保建英選手にパスを出さない映像がユーチューブで流されているので何やってるのコイツとなってしまっているのだ。　勿論それだけの理由でこれ程皆に駄目だしされている訳ではない、レアルソシエダの試合を動画で見た事のある者なら分かっている筈だがプロとしてサッカー選手であるにも関わらず普通に合わせただけでゴールを揺らした筈の場面が1試合で2度も3度も本当にあるから驚きだ。

例に出したら悪いが、過去日本代表のFWにも特にひどい選手がいた。「鹿島のエースFW柳沢敦選手」だ。見ている人間からするとイライラすると表現するのが適切かと思う、何しろトルシェ監督時代に途中で出場させて7分で引っ込めたシーンは今も衝撃的で頭に残っている。期限付きでレンタル移籍したセリエAのサンプドリアでは、15試合に出場して無得点に終わっている。　ただ柳沢選手の場合にはその頭の良さから、敵のDFを引き付ける動きやポストプレーは素晴らしかったので日本代表にも呼ばれていた。　実にサディクもひどいもので、前に飛ばせば得点じゃんという場面でふかしてワザワザゴールポストの上をボールが越えていくのを私は何度見た事だろう。　良くて当たり損ねてキーパーへのバックパスをDFが出すようなダフリとかだ、ま～ずパスを的確に出した選手からすれば「アシスト1つ損した」だ。

真逆の選手もいた。　ゴールへの嗅覚を持つ男と言われた、武田修宏選手である。お洒落で引退した後もホリプロに所属して芸能活動、サッカーの普及活動をしていた。　私に言わせるとゴール際の魔術師と呼びたい選手だった。シュート力が凄いとかじゃないので、ゴラッソなどは少なかった気がするが、こぼれ球とかに反応する際の速さはこないだ記事の中で誉めた堂安律のスピードスターみたいなものだ。岡崎選手なども結構ゴール際で良い味を出していたが、武田修宏選手には遠く及ばない。何時の間にそこに居た？とみんなが目を見張る場面はヴェルディ川崎の試合を見続けていた人なら分る筈、几帳面な性格で生真面目な男はTVに出ていても人気があった。

実はこのウマル・サディク選手(ナイジェリア出身FW)物凄い選手で有る事に気づく・・・。敵DFが大した事ない選手と見て他の選手に付くとか(もしかすると有るのかも知れない)。だが、そんなものじゃあない。このサディク選手、レアルソシエダの他の選手とは明らかにチャンスメイクの回数が尋常じゃない。確かにゴールポストを外しているが、もしそこで普通に蹴って中にボールが行ってれば得点。　特別な動きをしていなければあんなに何度もチャンスシーンに恵まれる訳がない、何故そこにいたのかDFは何してるの？みたいな場面が幾度も幾度もある。　普通にボールをゴールに向かって蹴れていれば得点みたいなシーンが1試合で2度3度って物凄い事である。　そんなチャンスを作れる選手は今のレアルソシエダには他に誰もいない、久保建英選手だってボールをポスト内に蹴れば入るなんてチャンスはまず無い。DFがマークしてるから有り得ないよね。

レアルソシエダのイマノル監督だって外したシーンで幾度も「あんなのどうやれば外せるんだ」みたいなアクションを取っているが、でも自分が監督ならイマノル監督みたいに期待して出すよね。普通に蹴れば得点なんだから、今度は大丈夫かもしれない。それよりもそんなチャンスを作れるのはウマル・サディク選手しかいないし・・・。途中で出すよね、監督なら。